
【ハコブネノトキ】
今
私はどこにいるんだろう
まるで大海原の真ん中で
方向を見失って羽を休める渡り鳥のように
波に揺られている
今
私はどこに向かっているのだろう
辺り一面
丸く取り囲む地平線の中心で
まるで海に浮かぶ流木の一欠片に身を寄せるようにして
私は波の行くままに
いずこかへと向かわされている
何処へと
たどり着こうとも
流れに身を任せる今であるなら
私はそれに従おう
絵・詩:あとり
札幌から厚田市街地に向かう途中に、小さな港があります。
時が止まったように静かな漁村のような、それでも若者たちの活気のある港町です。
古潭これ、読めます? コタンといいます。厚田には読めない漢字のついた地名が多くあります。それだけ歴史の感じられる町なのです。
厚田探訪にお出かけの際は、古潭の海岸をお散歩してみると良いです。潮風がとても心地よいですよ。
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